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インコアの特長

聴力の補聴について

騒音環境下での労働者間のコミュニケーション手段において、通常のヘッドホンなどを利用した通信よりもインコアを使用した場合の方が、言語了解度が高いことが、産業医科大の研究により証明されています。
また、小さなボリュームで語音理解が可能になることで、通信機器からの過剰な騒音ばく露を防止できます。

産業衛生学雑誌掲載・学会ポスター(PDF)

補聴について

人には自動可聴域という音場で聴力を自動で上げ下げする聴覚の能力があります。

パチンコ店のような100デシベル前後の騒音場所にいると聴覚は鈍感になり聴力が下がりうるさく感じないようになります。入る時は大音量と感じても慣れると感じず、出る時は耳鳴りや聴覚の感度が下がり耳詰まりのような錯覚を起こしてしまいます。
反して静かな深い山奥の温泉郷の旅館などで川などもなく、風もない夜にTV等を消して眠る時などは聴覚が鋭敏になり聴力は上がり研ぎ澄まされた聞こえが、静けさをシーンという音に感じるほど聴力は活性化し音を探します。

聴覚は場所により鈍感になったり鋭敏になったり可聴域を自動的にコントロールしているのです。ですから、インコアの痛みのない柔らかいイヤーパッドで外耳道を密閉して遮音性能を上げると、自動可聴域は聴覚の感度を上げて音を探す活性化状態になります。
そのため、健聴者なら小音量でも明瞭に聞こえますし、重度難聴は別として軽・中度難聴者でも裸耳のオープン状態よりもはるかによく聞き取れます。

音の周波数別に加工してその変調音の音量をどんどん上げるばかりの補聴器等とは全く異なります。俗に言う補聴器耳などにはなりませんし、インコアで聞けば聴覚が活性化して聞き取りますので、条件で満たされ正しく活用できれば、中途失聴者であれば「よく聞こえる!」と高評価されるように、どこのどなた様でも言語了解度は高くすべて明瞭に聞こえるのです。